体外受精(IVF)で約40人に1人がこの方法で子供を授かっっている

体外受精

世界で初めて体外受精の赤ちゃんが誕生したのは、1978年のことでした。
英国・ケンブリッチ大学のロバート・エドワーズ教授と産婦人科のパトリック・ステプトーにより、長年にわたる研究の末に完成されました。

ロバート・エドワーズ教授は体外受精の研究が認められ2010年のノーベル生理学医学賞を授与されました。
この世界初の体外受精ベビーは女の子でした。

日本では1983年に初めて体外受精に成功しています。
以来、急速に広がり、調査報告によると、2008年には約50人に1人がまた2009年には約40人に1人が体外受精で生まれています。
今や体外受精は特殊な治療法ではなくなってきています。

体外受精は、卵管に異常があったり、精子に問題があったり体内での受精が難しい場合に行う治療法です。

卵子と精子を体外で受精させ、その受精卵を培養してから子宮内に戻します。

まず、卵巣内の卵胞を育てることから始まります。
多くの場合は、排卵誘発により、卵胞を複数育て、その中から良質な卵子を採ります。
精子が自然に卵子に入っていくのを待つのです。

つまり、体の外で受精するか、受精そのものを自然に任せているというわけです。 
受精卵ができると、これを培養します。
4割以上に分裂を始めた胚を子宮に注入し、着床を待ちます。
着床が成功すると妊娠が成立します。

体外受精の妊娠率は25〜30%と言われています。
現在の医学では、体外受精の不成功の原因について、年齢、卵子や精子の質、子宮内膜の環境などが問題視されますが、100%解明できていません。

体外受精が適しているのは、自然性交や人工授精で妊娠が設立しなかった場合を始め、卵管の通過障害、ピックアップ障害、卵子や精子の異常、重度の子宮内膜症や排卵障害、多のう胞性卵巣、女性の高年齢、男性不妊、原因不明の不妊など様々です。

女性が35歳以上のケースでは、タイミング法や人工授精を省略して、いきなりこの治療法から入ることもあります。

採卵には「完全自然排卵周期法」と「排卵誘発法」があります。

体外受精を成功させる大きなポイントは良質な成熟卵子を複数採取することです。
そのために行われるのが排卵誘発の方法には、排卵誘発剤による低刺激・中刺激・高刺激などがあります。

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