体外授精の流れ

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排卵誘発剤をおこないます。

超音波検査で尿中LH検査により、排卵日はほぼ正確に予測します。
排卵を促すために、排卵誘発剤を使う場合もあります。

排卵日に病院に行きます。

男性は病院の採精室、あるいは当日の朝、自宅で採取します。
自宅で採取した場合は、温度を保ちながら2〜3時間以内に病院に持参します。

また凍結精子も使用できます。
凍結精子とは精子を凍結保存したもので、採取した精子を洗浄・濃縮した後、マイナス196度の液体窒素に入れ瞬時に凍結し、凍結タンクで保存します。

この方法は、精子の運動能力や受精能力に影響を与えず、安全に半永久的に保存できます。

男性側の都合で朝に精液を採取できない場合や長期出張の多い人がなどがこの方法を上手に利用しています。

将来精子を作りだす睾丸を失う可能性がある人・例えば白血病や睾丸ガンで抗がん剤や放射線治療の予定のある人なども利用できます。

精子を洗浄し・凝縮

精液を顕微鏡でチェックし、元気に動いているのか精子の数をカウントしてきます。
それらを遠心分離器に約1時間かけて洗浄・凝縮します。

こうして未熟な精子や奇形精子を取り除き、成熟度が高い精子を回収します。

精子を子宮に注入

女性は内診台に横たわり、細い管状の器具を入れ、精子を子宮内部に注入してきます。

帰宅します

入院の必要はありません。感染予防のため1〜2日分の抗生物質が処方されます。
わずかに出血することがありますが、すぐに止まるので心配ありません。

もし出血が多かったり、発熱、下腹部痛が続くような場合は、病院に連絡し指示を受けましょう。
帰宅後は過酷な運動をせずに普段の通りの生活をしましょう。

人工授精後も基礎体温も今までと同様に毎日計りましょう。

高温期が3週間続いたら妊娠したことになります。

しかし、人工授精の成功率は1回につき5%〜10%とあまり高くありません。

失敗した場合は原因をチェックし、再チャレンジすることになります。
3〜4回ほど繰り返しても結果が出ない場合は、その次の高度不妊治療に進む方が良いでしょう。

一般不妊治療の人工授精から高度不妊治療へステップアップするとなると、体の負担や経済的な問題もそれなりに大きくなるので、夫婦でよく考えて決まることも重要です。

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